佳作 賞金30万円GET!!

HOPE
物語の蚊帳の外に主人公がいる状態から始まる読み切り。おかげで読者も主人公と一緒にストーリーの進行を楽しんでいけるようになっている。かといって展開に時間が掛かるわけではなく、とある銃弾によって一気に話は進んでいく。 要するにとてもリズムとテンポの良い漫画でした。所々、強い感情を描いた良い表情の絵が入っていたけれど、このクオリティを全ページにわたって達成できないとプロにはなれないので、絵を頑張ってください!
絵 | 5 | キャラクター | 5 |
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ストーリー | 8 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 6 | 合計 | 28 |
奨励賞 賞金5万円GET!!

石器時代から愛してる
何度も転生してヒロインとの恋を成就させようとがんばる主人公のキャラクターが良かったです。時代や場所がめまぐるしく変わっていきますが、全体的にコミカルなので楽しく読めました。衣装など細かい部分にこだわりが出てくると、さらに良くなるかと思います。
絵 | 4 | キャラクター | 5 |
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ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 4 | 合計 | 22 |

猫哭声
小学生の頃、猫を殺してしまった少年たちが、その怨霊に次々殺されていくホラー。見やすい絵柄と、すばらしい画力、コマ割りや構図も達者! 即戦力と言っていいと思います。特に最後の見開きは衝撃的!! 次は台詞回しをもう少しわかりやすくできればいいですね!
絵 | 9 | キャラクター | 2 |
---|---|---|---|
ストーリー | 2 | 構図・コマ割り | 8 |
独創性 | 2 | 合計 | 23 |

陰律師
画力が高く、描きたい絵が明確にあるのが高評価でした。ただし、弟の霊を救う話と怨霊退治が一緒くたになっていました。そのため、内容を詰め込みすぎている印象を受けました。また設定を言葉で説明しすぎており理解しづらいので、まだ工夫が必要かと思います。
絵 | 8 | キャラクター | 3 |
---|---|---|---|
ストーリー | 1 | 構図・コマ割り | 8 |
独創性 | 3 | 合計 | 23 |

ドグマ・ブレイカーズ
青人育成法や、ヒーローの条件など、ワクワクする要素を多く取り入れているので、摑みはとてもよかったです。しかしそのあとの展開が、主人公の物語でなく脇役たちの話になっていましたので、主人公を中心に据えた構成にしてみるとさらに良くなると思います。
絵 | 3 | キャラクター | 7 |
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ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 4 | 合計 | 21 |

Special
家族を嬲り殺された少女が超能力をもった少年と組んで、暴力団事務所に殴り込む。負の感情のものすごい迫力に圧倒されました。すごい! コマ割りや構図、演出が素晴らしく、状況が絵だけで明快にわかる。課題は作画。もう少し丁寧な画面作りを意識してみましょう!
絵 | 3 | キャラクター | 5 |
---|---|---|---|
ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 8 |
独創性 |
3 |
合計 | 22 |

ラッカースプレーと生意気な彼女。
ちょっとワルなツンデレヒロインがとても魅力的に描けている作品でした。また、キャラクターもリアリティがあり共感できました。絵も良かったのですが、やや大人っぽく見えたので、少年、少女感が出せると少年誌的には良いと思います。次回作も期待しております。
絵 | 5 | キャラクター | 6 |
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ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 4 | 合計 | 24 |

戦国武神物語
腹ペコの神と使い犬が、民を重税で苦しめる邪神を成敗する。コンビのやり取りが独特でかわいらしく、好感がもてました。キャラづくりにセンスを感じました。課題は画力です。もう少し表情を意識して、キャラの感情にバチッとハマる顔を描けるように頑張りましょう。
絵 | 4 | キャラクター | 8 |
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ストーリー | 2 | 構図・コマ割り | 3 |
独創性 | 4 | 合計 | 21 |

だって メガネで陰キャでヲタ友じゃん!?
生き生きとしたセリフ回しに魅力があり、とても読みやすかったです。しかし、ストーリーに関しては、ヒロインと主人公が付き合うのが既定路線に見えるので、この二人、絶対くっつかないよな、と読者に思わせるような男女のラブコメにもトライしてみてほしい。
絵 | 4 | キャラクター | 5 |
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ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 4 | 合計 | 22 |

彼の笑顔を見てみたい
主人公と田中君のやり取りが微笑ましくて◎です。また、悪役かと思われた人物が、実は案外いいヤツだったというのも、ストレスなく読める一因だったと思います。キャラクターはよく描けていましたが、主人公のビジュアルに、もう少し色気を追加できると最高でした。
絵 | 3 | キャラクター | 8 |
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ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 5 | 合計 | 24 |

Lucky King
ギャンブラー・キングへの期待感の描き方は素晴らしかったと思います。彼なら逆境を乗り越えてくれるだろうというワクワク感で見事に読者を引っ張っていました。しかし、肝心のトリックの部分(念力転移)を明かすシーンが埋もれてしまっていたので、残念に感じました。
絵 | 2 | キャラクター | 6 |
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ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 2 |
独創性 | 6 | 合計 | 20 |

神という生き方
「俺を神と呼んで」というギャグセリフからの、「自分のことを信じろよ」という熱さへの転換は見事という他ないです。だが作品としてはまだ未熟で、熱さがキャラのドラマに繫がっていなかったり、アクションシーンが動いて見えなかったりと粗さを感じる部分もありました。
絵 | 2 | キャラクター | 8 |
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ストーリー | 2 | 構図・コマ割り | 3 |
独創性 | 6 | 合計 | 21 |