9月期MGP結果発表!!

爽涼に輝く23人の新たな才能!! 多くの応募作から選ばれた佳作1本・奨励賞22本

佳作 賞金30万円GET!!

この世は金と、
この世は金と、

大熊サイヤ(22)26P

借金取りをヒロインにして、借り主と借金取りの関係性の中にラブコメを見出した独創性が光りました。1ページ4コマの連作でしっかり笑いを取りながらストーリーを進める手腕も見事なものでした。立場が上のはずの借金取りがじりじりと主人公の借り主に主導権を奪われていく過程はこれぞコメディの王道といったもので、今後もこのジャンルで頑張っていってプロになる姿を見たいと思わせるものがありました。人物の絵柄がとても上手いのも加点ポイント!

7 キャラクター 6
ストーリー 4 構図・コマ割り 5
独創性 7 合計 29

この作品は公式アプリ『マガポケ』で読めます 

奨励賞 賞金5万円GET!!

My Raging Waves
My Raging Waves

東本 憲助(35)37P

すごく個性的な作品だ。シビアな世界観のはずなのに、セリフに方言を用いるなど、随所に工夫がされていることで、漫画に「おかしみ」が生まれている。惜しかったのはキャラ。全体的にもう少し掘り下げてほしかった。

6 キャラクター 2
ストーリー 2 構図・コマ割り 6
独創性 7 合計 23
地獄で会いましょう
地獄で会いましょう

山田 ゆーや(21)49P

丁寧なヒロインの心情描写は非常に共感性が高かった。省略の演出も上手く、サクサク話が進むのも好印象。それだけに、キャラがやや表情に乏しく、キャラの顔が無機質に見えてしまったことが残念。画力の向上に期待!

2 キャラクター 7
ストーリー 6 構図・コマ割り 3
独創性 4 合計 22
ROCKSTAR
ROCKSTAR

末安 荊十(21)50P

かっこいい。かっこよさを求め、ちゃんとかっこいい漫画になっているのはすごい。キャラの心情を表す台詞の切れ味が魅力。佳作に届かなかった理由は絵。味わいのある絵柄を生かしたまま、基礎画力の向上を。

4 キャラクター 6
ストーリー 7 構図・コマ割り 4
独創性 4 合計 25
○○メイト
○○メイト

巴田 稔(26)50P

構成はうまく、絵も見やすい。技術的には、もっと上の賞も充分狙えると思うが、今作に関しては主要キャラの小学生2人のどちらにも共感しづらく、印象が薄め。次作はリアリティのあるキャラ設定を心がけて描いてほしい。

5 キャラクター 3
ストーリー 4 構図・コマ割り 5
独創性 4 合計 21
WOLF
WOLF

芳野 さつき(26)50P

人狼が跋扈する世界での、少年と謎の売れっ子小説家のアクション。大神というアクの強いキャラクターが魅力的に描けています。ストーリーをもう少しシンプルにして、彼の人となりや活躍がもっと見れたら!

3 キャラクター 8
ストーリー 2 構図・コマ割り 5
独創性 3 合計 21
Plant~寛容な社会の大人達へ~
Plant~寛容な社会の大人達へ~

林 幸(22)33P

就活への苛立ちを植物を通して表現する、とても良かったです。最後の満開の桜と小さな鉢植えの絵も力作! 最後に爆発する構成のため、主人公に好感を持てないまま読み進めなければならなかったのが、残念!

3 キャラクター 6
ストーリー 5 構図・コマ割り 2
独創性 4 合計 20
アノニマス
アノニマス

桜谷 敷(19)45P

画面に華があります。また、桜谷敷さんがキャラたちを好きなこともよく伝わりました。ヘンリーたちのことを初めて見る読み手の人たちに、どう紹介すればキャラのことを好きになってもらえるか、考えてみましょう。

7 キャラクター 5
ストーリー 2 構図・コマ割り 3
独創性 6 合計 23
暗殺者へ告ぐ
暗殺者へ告ぐ

髙橋 ユータ(23)50P

殺し屋のバディもの。不思議と魅力のある絵が描けていると思います。惜しいのは、最初から期待していた、主人公が覚醒して活躍するシーンが省略されてしまっていたこと。作劇としてはアリですが、やっぱり見たかった。

5 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 5
独創性 3 合計 21
3/4
3/4

さきいかげそ(23)50P

社交ダンスという題材をきちんと調べて描き上げたのが高評価。リアリティのある練習風景、ダンス描写によって、登場人物たちの感情も本物だと思えました。最後の盛り上がりが足りなかったのと画力が課題です。

3 キャラクター 5
ストーリー 7 構図・コマ割り 5
独創性 5 合計 25
汗かきちゃんとダイエット!
汗かきちゃんとダイエット!

宮本 和(22)50P

ぽっちゃりなヒロインのぽっちゃり具合が絶妙で良かった。おなかのたるみ具合、締まっていない太ももなど、作者のこだわりを感じます。ヒロインのダイエットと主人公の野球部での活躍は、うまく融合しなかった印象。

6 キャラクター 5
ストーリー 4 構図・コマ割り 4
独創性 4 合計 23
MEIGA
MEIGA

吉田 将輝(29)44P

おもしろかった! 話に独創性があり、センスも感じる。情熱が伝わる作品で個人的には充分楽しめた。しかし、魔獣と取引をするというおとぎ話的な設定のため、他の応募作と比べると子供っぽく感じてしまう。絵もまだ弱い。

2 キャラクター 5
ストーリー 4 構図・コマ割り 3
独創性 7 合計 21
トップシークレット
トップシークレット

大倉 貴志(22)20P

テンポの良さが光る。ボケからリアクションまでを1コマで飛ばすことで、ページごとにリズムが生まれていた。設定から想像される以上のネタがなかったこと、ヒロインの可愛さが描き切れていないことが残念。

5 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 4
独創性 3 合計 20
SILENT DANCER
SILENT DANCER

原作:古小路 真志(19) 作画:おきょう(19)44P

ダイナミックなダンスの絵が目にとまった! しかも色んな構図に挑戦しているのが素晴らしい! お話もラストの「沈黙の努力家」というセリフはカッコ良くて痺れたので、濃いキャラが作れるようになったらもっと良くなるはず。

6 キャラクター 3
ストーリー 3 構図・コマ割り 6
独創性 3 合計 21
女心が分からない!
女心が分からない!

紅野あつ(23)38P

リスクを回避することが何よりモットーな主人公が恋することのリスクに悩む姿は、誰にでも身につまされる可笑しみがあってよかったです。ヒロインの絵柄がとても可愛いことも、ラブコメをしっかり盛り上げていました。

6 キャラクター 5
ストーリー 4 構図・コマ割り 4
独創性 3 合計 22
ギャンブルプレイヤー
ギャンブルプレイヤー

伊禮 ゆきとし(20)46P

前半は主人公のキャラクターが分かる素晴らしい構成でした。ただ、前半で積み上げてきたキャラクター性が後半にあまり生かされていないのが残念。怪我を恐れる主人公だからこそ出来るプレーをもっと見たかったです。

5 キャラクター 6
ストーリー 4 構図・コマ割り 4
独創性 4 合計 23
ORANGE BOY
ORANGE BOY

dさん(24)59P

人を撃てないガンマンの少年の物語。全体的に実力は高い。敵役に裏切られたショックを増すために、事前に仲のいいシーンを存分に書いておくなど、お話の山場を盛り上げるための土台作りを逆算してお話を組み立ててみて。

6 キャラクター 4
ストーリー 3 構図・コマ割り 6
独創性 5 合計 24
GUN SLINGERS
GUN SLINGERS

堀籠 新之介(18)45P

主人公のキャラクターや場面場面のノリやテンポが妙に癖になる不思議な魅力と個性を感じる作品でした! 一方で読みにくさも感じてしまったので、今後はその魅力をきちんと読者に伝えるためにも、もう少し起承転結をはっきりさせた作品作りを意識してみてください!

3 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 4
独創性 5 合計 20
鋼鉄塔のジェット
鋼鉄塔のジェット

近藤 日魯樹(17)49P

とにかく読んでいて気持ちの良い主人公で、その思いに応える少女の感情もうまく描けた力作でした! 後はやや薄味に感じたので、もう少し王の城や鋼鉄塔という魅力的な存在と主人公たちのドラマの掘り下げを意識してみてください!

3 キャラクター 4
ストーリー 4 構図・コマ割り 4
独創性 5 合計 20
君といるだけで
君といるだけで

福里 泉(18)48P

まず冒頭のギャグが面白かった! そして主人公の好感度が高い&ヒロインが可愛かった! 一方、終始物語のテンポが同じだったのは勿体ない点。セリフで話を進めることに頼らず、キャラの行動で見せることをもっと意識してほしい。

5 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 4
独創性 3 合計 20
シフォン
シフォン

照井 錠(31)39P

少女とガーゴイルの心温まる交流。辛い境遇にも負けない少女の前向きさ、明るさが胸に沁みた! ラストの別れと再会の演出もオシャレで良かった。課題は絵。特にキャラと背景の線にメリハリがないため、画面が見づらいのが難点。

2 キャラクター 5
ストーリー 6 構図・コマ割り 3
独創性 4 合計 20
お星様大好きクラブ
お星様大好きクラブ

奧村 じーたろー(19)36P

とにかく絵がかわいい! 怖そうな不良ですら可愛い(笑)。 キャラクターたちも全般的に元気が良く、とても好感がもてる作品。ストーリー展開に起伏をつけて、意外性を加味できればより完成度が高くなったはずだ。

6 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 4
独創性 3 合計 21
LOVE
LOVE

九重 しち(25)50P

女殺し屋と少年の活劇。物語の土台は良いのだが、二人が互いに惹かれ合う描写が物足りず、ドラマに泣ききれなかった。仲を深めるシーンに更なるアイディア求む! 人・物の位置関係把握のため、見やすいヒキの画面も入れてみて。

6 キャラクター 5
ストーリー 3 構図・コマ割り 3
独創性 4 合計 21