立春に輝く14人の新たな才能!! 多くの応募作から選ばれた佳作1本・奨励賞13本
佳作 賞金30万円GET!!
奨励賞 賞金5万円GET!!

怒りのイカヅチ
ファンタジー世界に生きる人間のリアリティが描けている。見せ場の盛り上げにも工夫がされており、ページをめくらせる力がある。一方で、先行作品の影響が絵、演出、世界観などに色濃く出過ぎているのはマイナス。自分なりの表現を。
絵 | 4 | キャラクター | 7 |
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ストーリー | 5 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 2 | 合計 | 22 |

DIG OUT!!
人類を襲う土竜族討伐のエースは、土竜族で……。主人公の魅力や行動だけでお話を描き切っており、まさに少年漫画! という構成はお見事! 背景の描きこみや人物の等身デッサンなど、まだ絵に荒いところがあるが、改善できれば即戦力候補!
絵 | 4 | キャラクター | 6 |
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ストーリー | 6 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 5 | 合計 | 25 |

命ノ森
人の輪廻について、情感たっぷりに描ける表現力が素晴らしい! 個性的で印象に残る絵、表情の豊かさ、間の取り方などにとてもセンスを感じます。次回作では、感性はそのままにわかりやすいエンタメにも挑戦してほしいです。
絵 | 5 | キャラクター | 3 |
---|---|---|---|
ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 6 |
独創性 | 7 | 合計 | 24 |

人形町殺人事件
少女殺人事件の真相は……。情報の見せ方がうまく読みやすい! ただ、犯人の意外性と悲しい過去を際立たせるには、真相を描くのが早かった印象。「健気で無垢な少女」である日常パートをもっと描いてから真相を描くなど構成に工夫を!
絵 | 5 | キャラクター | 6 |
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ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 6 |
独創性 | 4 | 合計 | 24 |

腐肉の運び屋
重厚感のあるゾンビSF。主人公の気持ちに寄り添って描かれていて、とても読みやすかった。後半の展開にもうひと盛り上がり欲しかったのと、シリアスさの中にもほっこりできる演出を入れられると、より良くなったはず。
絵 | 5 | キャラクター | 5 |
---|---|---|---|
ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 4 | 合計 | 22 |

えしにがみ
死神が現れるというありがちな設定ながら、テンポの良いコメディ部分が面白かったです! 特に死神のキャラは個性的かつ愛嬌があり、好感度抜群でした! ラストに読者を唸らせるような意外性があればなお良かったと思います。
絵 | 3 | キャラクター | 7 |
---|---|---|---|
ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 3 |
独創性 | 3 | 合計 | 20 |

共に彼方へ
キャラクターの気持ちの変化が無理なく丁寧に描けていて、ストーリーに沿ったカタルシスを読者も味わうことができているのは高評価。一方でストーリーにもキャラクターにもクセがなく、オリジナリティを感じられなかったのは残念。
絵 | 3 | キャラクター | 3 |
---|---|---|---|
ストーリー | 7 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 3 | 合計 | 21 |

デイドリームグリーバー
キャラ絵の上手さ、躍動感、そして緻密に描き込まれた背景と、絵の力だけでも読者の心を摑めるセンスの持ち主。特に泣き顔は素晴らしく、強烈に印象に残りました。一方お話に関しては、やや難解。次作ではわかりやすい構成の意識を。
絵 | 7 | キャラクター | 3 |
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ストーリー | 3 | 構図・コマ割り | 6 |
独創性 | 4 | 合計 | 23 |

零から始まる方程式
超個性的な女性監督が甲子園を目指す! 監督のキャラ描写&物語の設定に読者を惹きこむツカミがお見事! 反面キャラ紹介だけで終わった点が惜しい。回想だけではお話を読む満足感は得られない。監督が今何かを行うところまで読みたかった。
絵 | 4 | キャラクター | 8 |
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ストーリー | 2 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 6 | 合計 | 24 |

Revenger
ストーリーの真ん中あたりでのひっくり返しなど、演出や構成が上手く“読ませる”作品でした! また主人公が随所にみせるユニークなセリフ回しも面白かったです。一方、絵はややレトロな印象。次作では改善の意識を持ってほしいところ。
絵 | 3 | キャラクター | 5 |
---|---|---|---|
ストーリー | 6 | 構図・コマ割り | 4 |
独創性 | 2 | 合計 | 20 |

僕たちの選択
すっきりした絵柄でキャラクターの表情が良く描けている。コマの運びも無駄がなく、とても読みやすい短編だ。物語の核になる、「マンガ内作品としての絵」が、どうしても拙く見えて説得力に欠けてしまうのはやや残念だった。
絵 | 4 | キャラクター | 5 |
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ストーリー | 5 | 構図・コマ割り | 5 |
独創性 | 4 | 合計 | 23 |

オッパイ戦争
乳を揉みたい奮闘記! ギャグの描き方、ツッコむ間、キャラ配置、高レベルで脱帽! だが、ボケとツッコミが同じテンションだと案外読者に笑い所か真面目なシーンか伝わらない。ツッコミをボケより大げさにする、ツッコミは常識人にする等で差を出そう。
絵 | 4 | キャラクター | 7 |
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ストーリー | 4 | 構図・コマ割り | 3 |
独創性 | 6 | 合計 | 24 |