西尾維新×大暮維人で贈る、漫画『化物語』――。ついに完結!
新しく、今巻き起こる〈物語〉!
戦場ヶ原ひたぎ。阿良々木暦がある日受け止めた少女。 そう、彼女の体には――体重がなかった。 1匹の“蟹”に行き遭い、体重を根こそぎ持っていかれていた。 化物は、はじめからそこにいる。いつも。どこにでも。
西尾維新×大暮維人で贈る、これぞ新たな怪異! 怪異! 怪異!
せんじょうがはら・ひたぎ
蟹に行き遭った少女。暦のクラスメイト。 トップクラスの成績と儚げな美貌で、まさに深窓の令嬢という言葉が相応しいが、実は自他共に認めるツンデレで、毒舌家。
はちくじ・まよい
蝸牛に迷った少女。ツインテールの小学5年生。 丁寧な言葉遣いとは裏腹に、かなり慇懃無礼な発言が多い。 暦の名前を呼ぶときは毎回のように間違えてしまう。 暦が話していて一番面白い相手らしい。
かんばる・するが
猿に願った少女。暦の一学年下の後輩。中学時代には先輩であるひたぎと合わせてヴァルハラコンビと呼ばれていた。バスケットボール部のエースで直江津高校のスター。現在はキャプテン。
せんごく・なでこ
蛇に巻きつかれた少女。暦の卒業した中学校の後輩で、暦の妹・月火の小学校の同級生。 極度の恥ずかしがり屋で、人と出会うことだけでなく見られることも恥ずかしいため、外出するときは常に帽子をかぶっている。
はねかわ・つばさ
猫に魅せられた少女。暦のクラスメイトで、成績は常に学年トップという超優等生。 とても面倒見が良い善人。 春休みのとある出来事で暦と出会い、彼をクラスの副委員長に任命し更生させようとしている。
おしの・しのぶ/きすしょっと・あせろらおりおん・はーとあんだーぶれーど
“怪異の王”の異名を持つ最強の吸血鬼だったが、力の大部分と名前を失ってしまう。瀕死のところを暦によって救われ、その後メメによって「忍野忍」と名付けられた。
あららぎ・こよみ
本作の主人公でツッコミ役。私立直江津高校3年生。 春休みに起こったある出来事の結果、不死身に近い体となってしまった。 根っからのお人好しで、怪異に出遭った少女を助けるため次々と奔走する。
おしの・めめ
暦たちに怪異への対処法をアドバイスする謎の人物。 怪異を求めて全国を放浪しており、現在は廃ビルに無断で暮らしている。