マガジンライズ 2025年3・4月期結果発表!
オリジナル漫画部門:ゴールド賞5本、シルバー賞9本、ブロンズ賞9本、アイアン賞4本、ネクストライズ賞7本
作画部門:シルバー賞2本
「マガジンライズ」2025年3・4月期結果発表!
多くの応募から選ばれた際立つ才能! 今回はなんと36人もの受賞者が誕生!
<オリジナル漫画部門>3・4月期結果発表
ゴールド賞 賞金30万円GET!!
『鼓の音』 光 みつる (25) 50P
いじめられっ子は和太鼓と出会った! 大迫力の離島青春譚!

<編集部コメント>
高校生×和太鼓という珍しい題材でも主人公の感情を通して引き込まれる力作! ここぞという時の絵の力や真っすぐな熱い展開作りも見事で、総合力◎!! 欲を言えばテーマである「心」を主人公が具体的にどう獲得したのかや、軽薄だった学友たちがなぜ助けに回ってくれたのかなど、キャラの感情が動く肝の部分のアイディアを具体的に練って提示してほしい。ここが展開の都合がいい作品と泣ける作品の分かれ目。あなたなら描けます!
この作品は公式アプリ『マガポケ』で読めます
『月と太陽』 海麒麟 (19) 50P
RISE BONUS!!
そのペア、まるで月と太陽。女子テニス王道スポ根!

<編集部コメント>
関西弁で語られる体育会系女子高生たちの会話劇が、終始楽しすぎます! 本筋となる、アヤ&リツのソフトテニス・ダブルス復活劇は、スポ根風味満載で十二分に楽しめました。主人公アヤは時に熱血、時に今どきのJK感が出ていてキャラクターとして秀逸です。ペアを組むリツはトラウマを克服する役回りとなり、ネガからポジへと変わる感情の推移がしっかり表現されていました。敵となる対戦相手が小憎らしく描かれている点も高評価です!
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『神域にて』 三城 葵 (29) 50P
RISE BONUS!!
それは、暖かくて寂しい神隠し。

<編集部コメント>
「人身御供が行われている時代、妹を助けるために自らを犠牲にする青年」という一見捻りのないプロットのストーリーだと読者に勘違いさせ、ラストのネタ明かしにもっていく仕掛けは、感動と面白さを与えてくれました。なにより素晴らしいのは、神と青年の会話劇で読ませるネーム力。会話の中に潜ませるキャラクターの感情と、小さいコマで描いている顔の表現力が素晴らしいからだと思う。画力をさらに向上させた次回作も楽しみにしてます!
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『超能力かがく部』 はぐちゃ (19) 31P
燃え上がる好意! 萌え上がるエロコメ!

<編集部コメント>
主人公の超能力を巡って繰り広げられるラブ&エロコメ。見やすい画面づくりや、新しい絵柄&キャラデザが好印象でした! また、メインキャラ二人のやり取りはもちろん、サブキャラのクールな性格も面白くて軽い読み味で楽しめました。キャッチーな企画に落とし込めば即連載レベル! ただ、終始画面が淡々としすぎている印象があるので、読者の気持ちを強く動かせるような絵が所々に入るとメリハリがついて、さらに良くなると思います。
この作品は公式アプリ『マガポケ』で読めます
『月と太陽』 神龍明 (22) 39P
惹かれ合うのは、不器用な二人。恥ずかしいほど、まっすぐな恋。

<編集部コメント>
キャラの好感度がとにかく高く、それだけで読ませる力のある作品でした。等身大の高校生活を描きつつ、その中でしっかりとキャラのコンプレックスやそれを乗り越えるドラマがあり、大きな出来事はないのに最後まで楽しく読むことができました。ラストの締め方もオシャレで、読んでいてドキドキしましたし、読後感も良かったです! 画力はまだまだ伸びる余地があると思うので、これからも沢山の作品を描き続けてください!
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シルバー賞 賞金10万円GET!!
『ない思い出のフォトコラージュ』 杉田 泰山 (18) 49P
病室に海の写真を届け続ける。それは、君と紡ぐはずだった思い出――。

<編集部コメント>
ほとんど説明がないのに、カメラワークやキャラの仕草、ちょっとした会話などから、二人の関係性や感情が伝わってくる。文字に頼らず絵で魅せる、表現力が素晴らしい力作! 次は主人公の活躍を描くことを意識してみて。どうにもならない状況で主人公がどんな活躍をするのか、そこに期待感を作れるようになればデビューも近い!
『第29回T市市民マラソン大会』 松本 健慎 (18) 72P
なぜ人は、マラソンに命を懸けるのか。答えがここに――!

<編集部コメント>
自己と対峙しながら走り続けるランナーたちの駆け引きをリアリティもって巧みに描けていたと思います。特に心情描写については専門的な内容が非常に読みごたえがありました。絵も繊細ながら丁寧に描かれており非常に好感が持てました。一方で、登場人物が多いためかどのキャラクターが主人公なのか分かりづらかったのがもったいなかったです。
『ヤモリ』 黄鈺荃 (22) 55P
決断と選択の重みを克明に描いた衝撃作!

<編集部コメント>
キャラクターの感情がしっかりと強調して描けていて、主人公に感情移入しながら読めました。主人公が絶望から立ち直る描写も作中でしっかり表現できていて、面白かったです! あとは画面全体的に余白が目立つ印象だったので、背景の描きこみやキャラクターの表情などを丁寧に描いていただけるとベストな気がします。
『俺はお前の一番の』 狗肉 洋 (20) 24P
それは、誰もが持っている。友情の裏に潜むのは、醜い心。

<編集部コメント>
級友の一番の理解者を自称する主人公だが…。友情とも恋慕とも異なる一方的な偏愛感情を淡々と描き、リアリティをもって表現できている。人間の切り取り方の着眼点にも、描ききる筆力にも驚嘆。この作品をどう受け取るかの判断が読者によって分かれてしまいそうなので「怖がらせる」「驚かせる」などの狙いを今以上に極端にしてみては。
『せんぺんばんか』 絵街 五月(21) 48P
大切な人が変わってしまった。でも、それはキミのため。

<編集部コメント>
1つ年上の幼なじみの女子が、大学入学後、金髪・マイカー所持の女子大生に変身して現れる…という冒頭シーンは、ラブコメの始まりを予感させてバツグンに良かったです。ヒロインが主人公の気を引くためにドジキャラを克服しようとする姿勢は、ウザかわいいのですが、両想いを予見させる終盤に、もう一声胸キュン場面が欲しかったです。
『落第生』 長見 歩(27) 46P
不思議な顔の少女と過ごす、ありきたりで苦しい青春。

<編集部コメント>
まるで獣のような顔をした女子高生・園田を中心に起こるのは、よくある青春の一幕だが、園田の特殊なキャラデザインが読者の興味を惹きつけ、まるで描かれていることが非日常であるかのような雰囲気が癖になる作品だった。画力が上達することで、君の描く独自の世界観はもっと広がりを見せるので、次回作も期待!
『じんのあけぼの』 ぐみ胡 (22) 36P
ここは僕の居場所。幸せを願う、大切な人たちがいる場所。

<編集部コメント>
友達0の男の子が入ったサークルは陽キャばかりでー? どのキャラもとても可愛く描かれていて作者さんのキャラへの愛が伝わってきました! ただ現状だと、周りが救ってくれているだけで主人公が何もしておらず好感度が低いため、もっと主人公が読者に好かれるような要素があると、ラストでさらに感動できたかもしれません。
『ウォーリーエンジェル』 時平ゆえと (24) 47P
RISE BONUS!!
“恋”。それは“力”!

<編集部コメント>
落ちこぼれの主人公が好きな人の為に覚醒する! という展開は王道ながらも感情がしっかりと描けており、読んでいてアツくなれました。マイナスな言葉を振りほどいていく演出も良かったです。現状、敵も展開も意外性はなく既視感のあるものになってしまっているので、自分にしか描けない、思いつかない展開を追求していってください。
『恋する小悪魔』 井上 ヒデノリ (24) 49P
幼なじみと謎の婚約者は、悪魔だった!?

<編集部コメント>
演出やコマ割りが上手く、ぐいぐいと読ませられる! キャラクターの仕草を含め、細部まで見せ方に工夫が感じられるのも◎! 一方で、途中で視点が入れ替わったりするため、主人公の感情が追いづらいのが勿体なかった。他でもない主人公の物語として、あまり視点を分散させずに丁寧に感情変化を描写してみてほしい。
ブロンズ賞 賞金3万円GET!!
『ヘブンズクラウド』 小西 違細 (25) 47P
生き返ると、天使になっていた!? 任務はテロを止めること!

<編集部コメント>
ゴリラの天使に天国の雲を詰めたタバコ! 限られたページ内にアイディアがこれでもかと詰め込まれていて、非常に楽しく読ませてもらいました! ラストバトルが勢いに頼ってしまっていたので、主人公が勝てた理由の説得力が欲しかったです!
『竜の喉元』 仙田 一 (28) 36P
RISE BONUS!!
夢破れた二人は、身を寄せ合い――。

<編集部コメント>
アイディアの組み合わせ方が巧みで、すごく面白かったです。加えて演出として乗り越えるべき壁を竜などのイメージで表現していて、視覚的に迫力のある内容でした! あとはキャラたちの感情がより丁寧に描ければバッチリかと思います!
『HATTAO』 白井 雄大 (21) 50P
張っ倒す! ド迫力! 相撲アクション!!

<編集部コメント>
神事「相撲」! 原稿の新人離れしたパワー、著者の熱気をそのまま作画したような筆致は唯一無二。反面、読者が勢いについていけない可能性も。主人公の感情を丁寧に描き、描き込むコマと軽いコマに差をつけて見やすさの向上を。
『学校の悪魔、かわいすぎ。』 Gamu (26) 50P
東京最強の女は、超カワイイ♡

<編集部コメント>
キャラデザインもよく、好感度の高い絵が描けているので画力はすでに申し分ないと思います。ここからはキャラクター心情の深堀りや、ストーリーを構築する際のプロットのレベルアップに時間を使い上達すれば、新人賞受賞から連載も近い!
『Take your mark』 中尾 大志 (22) 50P
島育ちの天然物スイマー、水泳強豪校の門を叩く!

<編集部コメント>
島出身の主人公が強豪水泳部がある高校に進学するお話。主人公の特性を活かした最後のどんでん返しがお見事でした! 終始王道に描き切っているのも好印象です。あとはキャラにもっと外連味を出せるようになれば連載レベル!
『明日の花』 kindle(25) 76P
RISE BONUS!!
超絶画力で描かれる、血みどろの戦国。

<編集部コメント>
全体の画力が高く、背景なども緻密に描き込まれていて、これを76Pも描き切ったことに感服いたしました。ストーリーは少しごちゃついてしまっているので、 何を読者に伝えたいかをもっと整理してから描いてみるとより分かりやすくなると思います。
『天使のたとえ』 岩倉 才丈 (19) 50P
RISE BONUS!!
天使になりたい。メイドにちらつく母の影。

<編集部コメント>
少し重めのテーマを扱っていながら、コミカルに楽しく読ませてしまう手腕が素晴らしい! 一方で母親とお客さん、どちらとの関係性を見せたいのか中途半端な印象も。軸を定めて、メリハリのある構成を意識してみて!
『play-off the day』 矢坂 陣久 (25) 55P
ソフトボール少年の切り開く、新たな可能性。

<編集部コメント>
主人公のキャラクターが可愛らしく魅力的に描けていました! 女の子が可愛いのも○! ソフトボールの才能が野球に転換されるというアイディアが分かりづらいのがもったいなかったです。キャラデザをもう少しこだわってみよう!
『心オカ研!』 海鮮ぱすた (30) 40P
オカ研のために、怪談を磨く!

<編集部コメント>
オカルト研究部に入った主人公という着眼点に新規性を感じられました。王道の雛形に当てはめられていると思いつつ、あとは主人公の感情に共感できるだけの描写などを丁寧に入れられると読み味が増すと思います!
アイアン賞 賞金1万円GET!!
『裸の王様』 井能 ラン (24) 58P

『REVENGE BACK!!』 佐々木 裕大 (24) 64P

『ASMR協奏曲』 田中 潤 (19) 22P

『Line of sight』 あべ (19) 22P

ネクストライズ賞 賞金5000円GET!!
『REVENGE GOAL』 十一橋 (21)
『狐神』 小森 師走 (17)
『INVADER・GAME』 佐藤 剛 (28)
『ラブレター届きました』 オカケン (22)
『見え透ける眼鏡』 諳ノ吽 (25)
『流転の貴方』 那須野 銀子 (24)
『ALIENS』 ルビオ エンゾウ (21)
次回以降、更に上の賞を取ると「ライズボーナス」として段階ごとに+1万円贈呈!
<作画部門> 3・4月期結果発表
シルバー賞 賞金10万円GET!!
ひらノ (27) 5P

豊田陽 (23) 5P
