マガジンライズ 2024年1月期結果発表!
オリジナル漫画部門:ゴールド賞1本、シルバー賞4本、ブロンズ賞7本、アイアン賞4本、ネクストライズ賞5本
ネーム部門:ブロンズ賞1本
「マガジンライズ」2024年1月期結果発表!
多くの応募から選ばれた才能の溢れる22人!
<オリジナル漫画部門> 1月期結果発表
ゴールド賞 賞金30万円GET!!
■『神木と未川』 矢橋 ツジタ (19)53P
大学一年。新しい生活。コミュ障女子の友情物語――。
<編集部コメント>
女子大生の主人公がアンドロイドを名乗る女性と出会い、友達になることに――。摑みは突飛な設定でありながら、人間描写がとにかく密で丁寧。この関係性をここまでのリアリティをもって描ける実力に感嘆。きめ細やかな心理描写のリアリティは矢橋さんの素晴らしい武器だ。喜怒哀楽を解像度高く描写する画力にも唸らされた。欲を言えば読者の心を一目で摑む派手な「見せ絵」を作中にもっと織り交ぜられると、鬼に金棒だ。超期待!
この作品は公式アプリ『マガポケ』で読めます
シルバー賞 賞金10万円GET!!
■『面影、ここに宿りて』 ひろめ (22)50P
壊れたモノを直す「修繕師」とある家族の心温まる物語。
<編集部コメント>
母の形見の時計の秘密を探る物語。修繕師を渋いイケメンのキャラクターに描いている点が良かったです。時計の秘密、謎は、シンプルなものながら、残された娘と父親の対立が丁寧に描かれていてグッと引き込まれました。
■『キルギャル』 陽平 (25)50P
殺し屋をやめたJKギャルに舞い込んだスルーできない案件!
<編集部コメント>
元殺し屋のギャル、金持ちの同級生救出任務に挑む。ギャップがある属性同士を組み合わせたキャラ作りは鉄板。ただ、ありがちになりそうなところを、そこにとどまらず軽妙な青春感を作品の魅力の中心に据えたのは素敵だった。
■『殺し屋の犬』 すー (27)51P
ドS殺し屋幼なじみの為に、雑用、パシリ、何でもござれ!
<編集部コメント>
殺し屋の女の子と、その下僕の少年の物語。殺し屋というテーマをコメディタッチで描いており、テンポよく読めました。敵の怖さが立つようなシーンや絵があると、最後のシーンをもっとハラハラして読めると思いました。
■『ダディ』 小休憩 (23)48P
息子は人気俳優。オレ凡人。なんか悔しい!
<編集部コメント>
芝居に人生を捧げる親子二代の物語がとにかくテンポよくステップアップしていくのが素晴らしいです! ギャグが面白く且つ物語の展開にも組み込まれていて、ラストの親子の対決もアツく描かれていて、ネームの完成度が非常に高いです。あとは作画力を上げられれば!
ブロンズ賞 賞金3万円GET!!
■『魔法学のすゝめ』 秋門 レン (22)48P
魔法は一切使えない。頭脳だけで魔法学校を成り上がる…!!
<編集部コメント>
キャラクターが魅力的でした!座学首席・実技最下位で魔法が使えない、そんなギャップ満載の主人公の活躍シーンは爽快です! ありがちな設定なだけに、もう少し独自のアイディアを盛り込めるとさらに良かったです。
■『君といるセカイ』 阿部 恭也 (19)48P
怪獣と少女のお喋りから始まる絆!
<編集部コメント>
主人公たちが抱える社会への怒りとやるせなさがセリフや表情からよく伝わってきました。独創的な設定からは確かな作家性も感じられます。次回作ではより沢山の人に伝えるために分かりやすくを心掛けて欲しいです!!
■『目覚めの刀』 二禄 (26)52P
人斬り一族の少年が運命の出会いを果たす!
<編集部コメント>
主人公の「正義」への想いが強く、かっこよく描けていました! 刀の魂が人になるというアイデアも良かったです!現状では主人公の設定をあまり活かせていないので、展開との嚙み合いをもっと意識してみましょう。
■『命綱』 放課後 すい (18)33P
ある漫画が紡いだ、少女と幽霊の心の触れ合い。
<編集部コメント>
登場キャラクターたちを丁寧に交流させ、読み手に何を伝えたいのかという部分がとても印象的に描けていました。話の構成はすでに高いレベルに達していると思うので、あとは画力を上げることに注力してみてください。
■『みこの制服』 まひろ (21)46P
世代を超えて受け継がれる制服をめぐる、奇妙な青春ノスタルジー。
<編集部コメント>
感情表現が巧みで、印象的なセリフが数多くありました! 小さなお話ですが、読まされました。会話や回想を中心に展開が進み、大人しい印象を受けるため、もっと動きのある展開作りを意識してみても良いかもしれません。
■『死霊使い少女』 心崎 リンウ (19)50P
銃×ゴスロリ×幽霊退治!!ハイスピードホラーアクション!!
<編集部コメント>
冒頭の学校内で起こる怪事件の謎から始まり、霊感の在る少女がネクロマンサーと出会って、学校の異変に自覚せざるを得なくなるという展開の進め方はスリルがありました! 勿体ないなと思ったのは、主人公の女の子が最後まで受け身になってしまって、この女の子が自分で何かを決断する描写がなかったことです。主人公の魅力の発揮できる場を設定できるように意識してみてください!
■『POLICE-MAN』 青樹 光大(23)29P
RISE BONUS!!
女好き警察アクションコメディ!
<編集部コメント>
女性を傷つけたくない警察官と、彼に手を焼く先輩のゆるいギャグが面白かったです!作品の中で主人公の成長もあり高評価です。ギャグがワンパターン気味なので、色んな角度からボケを作れるとさらに良かったです!
アイアン賞 賞金1万円GET!!
■『親友と夏休みとそれから幻』 葱乃 打破々(19)49P
■『東京セリアンスロピーズ』 天野 真(28)55P
■『才色兼鼻!』 松之本 純聖(24)55P
■『月降のみち』 Goo太(19)103P
ネクストライズ賞 賞金5000円GET!!
『アマノガミ』 羽田 正尚(24)
『レザボアドックスによろしく』 岡 京(23)
『ふーかの感情と比率』 ノゾミ(20)
『角付きのキノ』 美進 颯(23)
『この世界で僕はキミと』 ほしなみる(21)
次回以降、更に上の賞を取ると「ライズボーナス」として段階ごとに+1万円贈呈!
<ネーム部門> 1月期結果発表
ブロンズ賞 賞金3万円GET!!
■『デッドボール田中』 桜元つくる(28))39P
異才が野球と出会う時天才へと進化する!?
<編集部コメント>
投球を必ず相手の顔面に当ててしまう変わった才能を持った帰宅部員・田中君の物語。ぶっ飛んだ設定ながらも、テンポの良い展開でグイグイと物語に引き込まれてしまいました。主人公たちを見下す相手を実力でねじ伏せる展開もアツかったです。敵役である才運高校のメンバーからもう少し強敵感が感じられたらより気持ちよく読むことができたかもしれません。