クソゲーをこよなく愛する少年で、本作の主人公。

プレイヤーネームは「サンラク」。ゲームショップ「ロックロール」の店長・岩巻真奈に勧められ、『シャングリラ・フロンティア』をはじめる。初期資金のため、アバターは鳥頭・半裸という変態装備になる。クソゲーで培った腕前で、次々と『シャンフロ』を攻略していく中、最強モンスターの一角である「夜襲のリュカオーン」との出会いが彼の運命を変えていく。

陽務楽郎に恋をする少女。

『シャングリラ・フロンティア』に楽郎が挑戦することになり、共に冒険することを夢見て、ゲーム内で彼を追う。『シャングリラ・フロンティア』内では、全身に鎧を身にまとった大男のアバター。『シャンフロ』プレイヤーで唯一「最大火力（アタックホルダー）」の称号を持つトッププレイヤーの1人である。

サンラクと深い因縁を持つ美女。

クソゲーの一つである『ユナイト・ラウンズ』にて、サンラクと深い因縁を持つ美女。『シャングリラ・フロンティア』内では、PKクラン「阿修羅会」のナンバー２であり、数々の格上プレイヤーを闇討ちしてきたことから、「廃人狩り（ジャイアントキリング）」と呼ばれる。とにかく顔がいい。

サンラクのゲーム仲間。

クソゲーの一つである『ベルセルク・オンライン・パッション』にて、サンラクと出会う。その実力はサンラクを打ち負かすほどであり、『シャングリラ・フロンティア』にも興味を持つ。現実では有名人らしい。

モンスター観察・撮影クラン「SF-Zoo」の園長。

大の動物好きで、エムルの存在を聞きつけサンラクに接触を図る。モンスターを被写体にするため、あらゆる「状態異常（デバフ）」を使いこなす呪術師である。

ゲームショップ「ロックロール」の店長。

斎賀玲の恋を応援しており、陽務楽郎に『シャングリラ・フロンティア』を勧めた人物。本人もかなりのゲーム好きである。

巨大な黒狼のモンスター。

『シャングリラ・フロンティア』内で「七つの最強種」と呼ばれるユニークモンスターの一角。サンラクとの一戦で彼を「敵」と認め、強力な「呪い」を刻み込んだ。

兎モンスターであるヴォーパルバニーの中でも、話すことのできる特殊なNPC。口調は「ですわ」。特殊クエストであるユニークシナリオ「兎の国からの招待」を発生させたサンラクを「兎の国」に導く。その後、サンラクの相棒として共に冒険をすることに。

ヴォーパルバニーの親分。

極道のような見た目をしており、一人称は「俺等（おいら）」。リュカオーンと戦ったサンラクの実力を認め、彼を鍛える手助けをする。リュカオーンに負けず劣らずの貫禄を持つ。